初めての葬儀

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    ご遺族向け
    参列者向け

通夜や葬式を執り行う前には、様々な準備が必要です。しかしご家族がいよいよ衰弱されている状況等に際しても、まだ存命のうちは、実際に葬式の準備をはじめるような心境にはなれないことと思います。そうして、ご臨終になられたとき。急いで葬式の準備をしなければいけないものの「一体なにからはじめればいいのか…」と不安が先立ってしまう方は少なくありません。

そのような方々のために、ここでは一般的な葬式の手順を大まかにまとめております。ぜひ、準備の参考にしてください。

通夜式の準備葬儀・告別式の手順葬儀後の諸手続き


通夜式の準備

通夜式とは

ご遺体を葬る前に、故人のご冥福をお祈りする儀式です。遺族は喪服を着て、軽食と飲み物を用意したうえ、弔問客や世話役の弔問を迎え入れます。

喪主の決定
一般的には、故人の配偶者が喪主になりますが、高齢などの理由で子供がなる場合もあります。
戦前は長男が務めるのが当然でしたので、この慣習が残っている地域又は家系もありますので、年長の親族に確認しておくと良いでしょう。
神棚封じ
ご遺体を自宅に安置する場合は、神棚に白紙(白い半紙)を貼る「神棚封じ」をします。
通常は、家の者でない他人に頼むものでしたが、難しい場合は、なるべく遠縁の人にお願いします。
仏壇については、基本的に空けておいて構いません。
枕飾り・枕経
遺体の枕元に白い布を敷いた小机か、白木の小机に三具足(燭台、花立、香炉)と供物(一膳飯、団子)を供えます。
仏壇にある香炉等は、ご先祖様への無礼にあたるため使用しません。
遺体の枕元又は上に刃物を置く「守り刀」を置く場合もあります。
枕飾りを整えたあと、菩提寺にお願いして枕元でお経を上げていただきます。
関係者への連絡
亡くなった事を知らせる必要のある関係者への連絡をします。
・寺院(菩提寺など)
・親戚、故人と親しかった方や関係者
・町内会など、近所の代表者
菩提寺以外の連絡は、故人の安置が落ち着いた後にすると良いでしょう。
電話対応に追われ、準備が進まない場合があります。
通夜の前に必要な手続き
  1. 菩提寺への日時と場所の相談
  2. 参列人数の把握
  3. 死亡届の記入
  4. 遺影写真の用意
  5. 各種係員(受付係、会計係等)の手配
  6. 喪服などの用意
  7. 葬儀の打ち合わせ(※アイリスセレモニーがすべて代行します)
    ・葬儀の場所、日時の決定
    ・火葬場、式場の予約や使用手続き
    ・死亡届と火葬許可証の申請と受理
    ・料理や返礼品の手配、配膳係等の手配
    ・遺影写真の加工など
    ・生花、供物等の準備
通夜の後(告別式の準備)
  1. 喪主、遺族親族代表の挨拶文の確認
  2. 告別式の人数の確認(会食の人数の決定)
  3. 世話役、各係へのお礼と打ち合わせ
  4. 葬儀進行係との打ち合わせ
    ・弔電を読み上げる順番の確認
    ・喪主挨拶のタイミング
    ・告別式の流れの確認
  5. 菩提寺との打ち合わせ
    ・僧侶の人数
    ・お帰りのタイミング
    ・送迎の確認
    ・お膳や折り詰めなどの用意

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葬儀・告別式の手順

葬儀・告別式とは

故人に最期の別れを告げる儀式です。
段取りは宗旨・宗派によって異なりますが、一般的には、以下のように進めていきます。

参列者入場・着席
式場へ参列者を迎え入れます。参列者には事前に、開式20分前までには入場および着席していただけるようお願いしておきましょう。
導師入場
参列者全員で起立または一礼をして、導師をお迎えいたします。
開式の辞
葬儀司会者が開式の辞を述べます。
読経・引導
僧侶により、読経が行われます。宗派によって、読経・引導は行われない場合もあります。
お焼香
ご遺族・親族・一般会葬者の方々にお焼香をあげていただきます。
導師退場
参列者全員で起立または一礼をして、導師をお見送りします。
弔電披露
司会者が弔電を読みあげます。
告別の儀
故人様の棺に花を手向け、お別れをいたします。
閉式の辞
司会者が閉式の辞を述べます。
遺族・親族代表挨拶
ご遺族の代表者様より、閉式のご挨拶をしていただきます。
出棺
葬儀後、お棺に眠っているご遺体をたくさんの生花で飾り、生前の愛用品も納めます。そのあと、ご遺族様の手によりお棺を霊柩車へと運び入れていただきます。出発を参列者全員で見届けたあと、ご遺族様には火葬場へと移動していただきます。
荼毘
火葬にかかる時間は、約1時間半です。その間、ご遺族様には休憩所でお待ちいただきます。火葬が終わりましたら骨あげをします。
初七日法要
昨今、式当日の収骨後に、初七日法要を行うケースが増えております。
ご遺族・親族焼香
ご遺族・親族様によりお焼香をあげていただきます。
精進落としの儀
火葬後までお付き合いくださった方および関係者の労をねぎらい、料理を振舞います。
ご解散
解散し、参列者の皆様にはご自宅にお戻りいただきます。お疲れ様でございました。

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葬儀後の諸手続き

ご葬儀後、ご遺族の方は死亡届等の各種届け出・申請を行わなければなりません。
アイリスセレモニーでは、ご葬儀後の諸手続きが的確に行えるよう、必要な手続きを掲載した小冊子をご提供しております。ご希望の際は、どうぞお気軽にお申し付けください。

お気軽にお問い合わせください。



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